貸借対照表

貸借対照表

この記事は「貸借対照表」について書かれています。

報告書類の3つの中の1つです。
貸借対照表は、企業の一定期間の資産、負債、資本がどのような業況にあるかを判断するための報告書類です。
 
簿記の流れで説明すると...

取引が発生する

仕訳(メモ書き)

総勘定元帳(集計)

試算表(ミスの確認)

損益計算書、貸借対照表、清算表(報告書類) ← ここの段階!!!
 

貸借対照表の解方順
①決算整理仕訳(※)を解く!(仕訳を解く)
②決算整理仕訳をした箇所の勘定科目を決算整理した分だけ増減させる。
③貸借対照表の空欄を埋める。
※ 決算整理事項とは、貸借対照表などの報告書を作成する前にやっておかなければならない仕訳のことです。 
  この仕訳をして、各勘定残高を修正しましょう。
 
貸借対照表の解き方
 
・借方(左側)には資産を計上。貸方(左側)には負債と資本を計上します。
 
・資産のほうが大きい場合は当期純利益が計上され、負債、資本のほうが資産より上回る場合は当期純損失が計上されます。
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 

 

資産

 

 

負債

 

 

 

資本

合計

合計

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の残高試算表と決算整理事項に基づいて、貸借対照表の空欄を埋めなさい。
残高試算表
平成20年12月31日

借方

勘定科目

貸方

50,000

現金

 

20,000

当座預金

 

3,500

受取手形

 

2,000

売掛金

 

2,600

売買目的有価証券

 

1,500

繰越商品

 

50,000

備品

 

 

支払手形

2,300

 

買掛金

1,800

 

貸倒引当金

30

 

減価償却累計額

4,500

 

資本金

50,000

 

売上

200,000

100,000

仕入

 

19,000

給料

 

3,500

支払家賃

 

3,000

通信費

 

3,530

支払保険料

 

258,630

合計

258,630

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貸借対照表

現金

 

支払手形

 

 

当座預金

 

買掛金

 

 

受取手形   (    )

貸倒引当金  (    )

 

 

未払費用

 

 

資本金

 

 

売掛金    (    )

貸倒引当金  (    )

 

 

当期純利益

 

 

売買目的有価証券

 

 

商品

 

 

備品    (     )

減価償却累計額(    )

 

 

合計                  

合計                  

 

決算整理事項
 
1、
期末商品棚卸高は1,200円である。
 
2、
受取手形と売掛金の期末残高に対して、3%の貸倒引当金を差額補充法により設定。
 
3、
売買目的有価証券の時価は3,000円であった。
 
4、
備品について残存価格は取得原価の10%、耐用年数は10年とする定額法によって減価償却を行う。
 
5、
保険料に530円の未払分があった。
 
6、
家賃に500円の未払分があった。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
答え
 
決算整理事項
1、仕入   1,500/繰越商品 1,500
繰越商品 1,200/仕入   1,200
 
2、貸倒引当金繰入 135/貸倒引当金 135
 
3、売買目的有価証券 400/有価証券評価益 400
 
4、減価償却費 4500/減価償却累計額 4500
 
5、保険料 530/未払保険料 530
 
6、支払家賃 500/未払家賃 500
 
 
貸借対照表

現金

50000

支払手形

2300

 

当座預金

20000

買掛金

1800

 

受取手形 (3500

貸倒引当金(105

 

3395

未払費用

1030

 

資本金

50000

 

売掛金 (2000

貸倒引当金(60

 

1940

当期純利益

65345

 

売買目的有価証券

3000

 

商品

1200

 

備品(50000

減価償却累計額

   (9000

 

41000

合計       120535

合計        120535

 

 

 

 

 

 

 

 

決算整理事項の解説
 

詳しくは、決算整理事項の「繰越商品」を参照してください。
 
今回は試算表に記載されている繰越商品が期首商品1500円。期末商品は1200円。
①仕入  1,500/②繰越商品1,500
③繰越商品1,200/④仕入  1,200
 

詳しくは、決算整理事項の「貸倒引当金」を参照してください。
 
計算式
売上債権5500(受取手形+売掛金)× 3% = 165
受取手形3500 × 3% =105
売掛金 2000 × 3% = 60
 

売買目的有価証券の問題は仕分の売買目的有価証券を参照してください。
収益の有価証券評価益を計上してください。
 

備品の減価償却費の問題は仕分の減価償却費を参照してください。
減価償却費は費用勘定なので費用の記載箇所に計上してください。
 

詳しくは、決算整理事項の「未収・未払・前払・前受」を参照してください。
 

この問題も「5」と同様です。

 

自分に合った学校を探そう


通学オススメ学校
授業はリアルで受けたい!学校に通学したいという方はこちら!!

通信オススメ学校
自分のペースで、ゆっくりじっくり勉強したいという方はこちら!!


タグ

2010年12月12日|

カテゴリー:簿記3級 必須勉強項目, 貸借対照表